company

  • TOP
  •  >> まるき水産について

三陸・山田の小さな水産加工場

まるき水産の名は、佐々木の「き」と、「丸(まる)」が由縁。
昭和49年(1974年)、先代社長である、私の父・佐々木健一郎によって岩手県山田町で帆立を中心とした地元水産物の卸業として創業しました。

しかし、2008年、父が急病で他界。
当時、私は水産業とは無縁の仕事に就いておりましたが、それを退職し、2代目として家業を引き継ぎました。

家業の状況も水産業の知識も全くなく悪戦苦闘するなか、2011年の東日本大震災により被災。社屋は山田湾の防波堤の外にありながら奇跡的に半壊にとどまりましたが、生産設備、商品レシピなど、すべてを流失してしまいました。

それでも、半年後、半壊した社屋の2階で事業を再開。原料が不足するなか、未利用素材に着目し「漁師の生ふりかけ」を開発・発売しました。

  • まるき水産 初代 佐々木健一郎

  • 昭和58年 先代が川崎市長より賜った感謝状

  • 3.11の津波到達時間で止まったままの時計(左)

三陸・山田、自慢の特産品を作りたい。

時折、「たくさん商品開発をしてらっしゃいますが、社長さんはお料理が好きでお上手なんでしょうね」と聞かれることがあります。

イエイエ、とんでもないです。海辺の町に長年暮らしながら魚よりは野菜が大好で「料理好き」でも、ましてや「料理上手」などとは恥ずかしくて何とお返事してよいやら…。

そんな時、私は決まって「山田町の特産品を作りたいからです。良質な海の幸を原料とする加工品を全国へ発信し広めたいから、試行錯誤し続けているんです」と答えるようにしています。

人口16,000人程の小さな町の小さな会社で出来る事は?
大きな販路先を持たず、事業経験も少ない女性社長の私に出来る事は?
数々の悩みは尽きませんが、私は、小さい規模だからこそ、お客様のご希望にきめ細やかにお応え出来ると考えています。

2018年、春。
もっと、お一人お一人と直にふれあいたいから、ネットショップ機能を併せ持ったホームページにリニューアルしました。

まだまだ商品数も少なく大量生産も出来ませんが、原材料やチョッとした応用レシピも掲載しておりますので、皆さまにお目を通して頂ければ幸いです。

これからも、まるき水産を宜しくお願い致します。

有限会社 まるき水産代表取締役佐々木 千鶴子Sasaki Chiduko

outline

会社名 有限会社まるき水産
代表者 代表取締役 佐々木千鶴子
本社所在地 〒028-1331 岩手県下閉伊郡山田町北浜96-3
TEL 0193-82-5511
FAX 0193-82-5511
業務内容 ホタテ、カキなどの海産物卸、加工品製造
資本金 3,000,000円
創業 1974年(昭和49年)に魚介類出荷業として創業
設立年月 1993年(平成5)年6月30日

prizes

【漁師の生ふりかけ】
2012年(平成24年) 第2回 わたしたちのファストフィッシュ選定[水産庁]
2013年(平成25年) 第53回 全国推奨観光土産品受賞[全国観光土産品連盟]
2015年(平成27年) 世界にも通用する究極のお土産100選[復興庁]
【まるきのめかぶ丼】
2015年(平成27年)世界にも通用する究極のお土産100選[復興庁]